ガーデンウエディングの服装や演出~夏冬でどう変わる? 雨の日は?

ガーデンウエディングの画像

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きらめく陽光の下で「人生最良の日」を迎えられるガーデンウエディングは、昔から非常に人気のあるものです。結婚式場やレストランのなかにも、プランのひとつとして「ガーデンウエディング」を提案しているところが数多くあります。新型コロナウイルス(COVID-19)の流行下にあっても安心して取り組めるうえ、小人数でも大人数でも楽しめるのが、このガーデンウエディングの魅力です。今回はこのガーデンウエディングを取り上げて、ガーデンウエディングを行うときの服装(ドレス)と夏冬それぞれの装い、そして雨のときにはどのように演出するかについて解説していきます。

新婦編:ガーデンウエディングのドレス

まずは、ガーデンウエディングの主役である新婦のドレスから見ていきましょう。ガーデンウエディングのドレス選びのときに注目するのは、

・ベール

・ドレスの丈

・ドレスのデザイン

の3つです。

ベール

ベールは、基本的には短いものがおすすめです。長すぎるものだと芝生などの上を引きずることになってしまいますし、軽やかな雰囲気を出せません。ただし、「あまり移動しない」「長いベールが憧れだった」ということであれば、もちろん長いベールを使っても構いません。また、「ベール」ではありませんが、ガーデンウエディングには花冠もよく採用されます。野に遊ぶ妖精のような無垢な印象を出せるので、これも候補に入れましょう。日差しが非常に強い日などは、美しくてドレッシーな日傘などを取り入れるのもおすすめです。

ドレスの丈

ドレスの丈も、ベールのときと同じように長すぎるものは避けた方が無難かもしれません。短い丈だとゲストとも交流しやすく、ナチュラルな雰囲気を出すことができます。また、短い丈のドレスの場合、愛らしさや若々しさを演出できます。ただ、美しく長く裾を引く長いデザインも憧れる人が多いものです。ガーデンウエディングでも、長さのあるドレスが禁止されているというわけではありませんから、その場合は長い裾のものを選んでもよいでしょう。ただ、雨季にガーデンウエディングを行う場合は、事前に会場側と相談した方がいいかもしれません。また、「教会内で挙式をした後に、すぐにガーデンウエディングに移行する。教会内では厳かな雰囲気にしたいけど、ガーデンウエディングでは短くしたい」という人もいるでしょう。その場合は、取り外しのできる裾(トレーン)がついたドレスを選びましょう。教会内ではトレーンをつけた状態で挙式し、ガーデンウエディングではトレーンを外すのです。2WAYで楽しめるのもお得です。

デザイン

ガーデンウエディングに限らず、ウエディングドレスは新婦の好みで選んでいけばよいものです。ただ、ガーデンウエディングの場合は、あまり胸元が開いていないドレスの方が風景によくマッチします。またガーデンウエディングの場合、ゲストとの距離が近いうえに、太陽光を受けることになるので、細かい細工やビーズ、ビジューをちりばめたデザインのドレスもよく映えます。軽くて光沢感のない素材のものを選べば、ナチュラルで自然によくなじんだ印象を作り上げることができます。レースなどを用いるのも良いものです。逆に、クラシックかつ品の良さや重厚感を出したいのであれば、七分丈くらいのドレスを選ぶとよいでしょう。腕を出さないデザインのドレスは、落ち着いたエレガントな印象をゲストに与えます。

ゲスト編:ガーデンウエディングの服装~夏、冬、雨の日、それぞれの装い

結婚式は新婦が主役となるものですが、ゲストとして参加する機会も多いといえます。ここからは、「ガーデンウエディングにおけるゲストの装い」を、夏・冬・雨の日で解説していきましょう。

夏の日

ガーデンウエディングの場合、空調は効いていません。そのため、涼しい装いを選ぶのが鉄則です。重ね着の必要ないドレスを選び、涼しくまとめます。トップスをレースで作ったものならば汗じみも目立ちませんし、風通しも良くてさわやかに過ごせます。なお、夏の暑い時期でも、袖付きを選ぶのがマナーです。夏のガーデンウエディングですから明るい色のものが好まれますが、汗による変色が怖いのであれば、紺色などの汗じみが目立ちにくいものを選びましょう。ちなみに、髪の毛を完全にアップにするだけでも体感温度は変わります。長めの髪の人はぜひお試しください。

冬の日

防寒対策が必須となる冬の日のガーデンウエディングですが、カジュアルすぎるコートは結婚式に相応しくありません。コートを着用するのであれば、ドレスの色味と調和するウールのコートなどを選んでください。また、カイロなどをドレスに仕込んでおくのも良いものです。貼るカイロを使うのであれば、「貼っていること」が目立たないようなゆったりとしたラインのものを選びましょう。七分丈程度のドレスを選んだり、上から羽織れる上品なジャケットを選んだりするのもひとつの方法です。

雨の日

新郎新婦は、「ガーデンウエディングに雨が降ったとき」を想定してプランを組みます。また、雨が降った場合、ゲストのために傘を用意したり覆いを用意したりしてくれる会場もあるでしょう。思い切って中止にすることもあるかもしれません。ただゲストとして参加する場合に非常に難しいのが、「どのような対策がされているかを、ゲスト側からはうかがい知れない」という点です。「会場側で用意がされているかもしれないし、そもそも中止になるかもしれないけれど、決行するかもしれない……でも、新婦は忙しいだろうから聞くこともできないし……」と迷うこともあるでしょう。お天気に不安がある場合は、「ガーデンウエディングを行うもの」として、折り畳み傘などを自分で用意していった方が良いかもしれません。その場合には、黒い傘や白い傘、安っぽすぎる傘、派手すぎる傘は避けた方が無難でしょう。

ガーデンウエディングでの演出! 雨の日はどうする?

上では「雨の日のガーデンウエディングに、ゲストとして参加する場合」について軽く触れました。ここからは、「もしもガーデンウエディングの日が雨になった場合に、どのように対応すべきか」を、ホストである新郎新婦の立場から考えていきましょう。ガーデンウエディングの日が雨になった場合、基本的には挙式会場を屋内にする方法がとられるかと思われます。ただ、小雨の場合は、テントを貼って対応することもあります。会場側が用意した傘を広げて、演出として使って写真を撮ることもあるでしょう。また、ブーケトス(ブーケを投げる)を、ブーケプルズ(ブーケにリボンがついており、それを未婚のゲストがひっぱる)に変更することもあります。

いわゆる「ジューンブライド」の時期は、日本では雨季にあたります。また、暑さ寒さがちょうどやわらいでくる秋も、台風の季節です。この季節にガーデンウエディングをしたいと考えるのであれば、初めの会場選定段階で全天候対応型の会場を選ぶのも堅実な方法です。庭園に全面ガラス張りのドームがしつらえられていたり、屋根があるスペースが用意されていたり、景色の良い眺めが楽しめるレストランが併設されたりしている結婚式場は珍しくありません。ガーデンウエディングを選ぶ場合は、必ず「雨になったらどうするか」を考えなければなりません。新郎新婦の方から積極的に会場側に確認しましょう。またその際は、「雨の日用の演出に切り替えた場合は、追加費用はかかるのか」などの確認もお忘れなく。

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