日本国内でリゾート婚!リゾート挙式のメリットとデメリット、実際の費用は?

リゾートウェディングの画像

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多様化していく結婚式のかたちのなかで、ずっと人気を獲得し続けている形式のひとつとして、「リゾート婚」があります。今回は、

  • そもそもリゾート婚ってどんなもの? 人気の場所は?
  • リゾート婚のメリットとデメリット
  • リゾート婚の費用相場

について解説していきます。

リゾート婚ってどんなもの? 人気の場所は?

リゾート婚は、「リゾ婚」「リゾート挙式」「リゾートウェディング(リゾートウエディング)」などとも呼ばれているものです(ここでは、「リゾート婚」の表記に統一します)。「美しい景色・ロケーションのなかで挙げる結婚式」「リゾート地で挙げる結婚式」あるいはそのような結婚式を挙げることを指す言葉です。リゾート婚の歴史は比較的長く、1970年代に始まったといわれています。つまり、半世紀ほどの歴史があるのです。この時代は神前式が非常に多く、カップルはなかなか式場を確保できない状況でした。そのような状況を打破するために、ワタベ・ウェディングが「リゾート婚」を提案し始めたとされています。リゾート婚は、日本国内外を問わず行われています。たとえばハワイやグアム、バリなどはリゾート婚が非常によく行われていた場所です。

ただ現在は新型コロナウイルス(COVID-19)の関係もあり、海外でリゾート婚を挙げることはなかなか難しいかと思われます。実際、ワタベ・ウェディングが取った「withコロナ時代に、招待されてうれしいと思う結婚式はどれか」の設問では「国内リゾートウェディング」がトップで、「海外リゾートウエディング」は最下位でした(※「その他」を除く)。このため、現在はリゾート婚を挙げる場所としては「国内」が中心になっていると言ってもよいでしょう。なお、国内リゾート婚の舞台となる場所で人気なのは、「沖縄」「軽井沢」「北海道」などです。美しい青い海と青い空に囲まれる沖縄や、すがすがしい高原の緑のなかで挙式できる軽井沢、静謐で涼やかな雰囲気のある北海道は、まさにリゾート婚にぴったりの場所だといえるでしょう。

出典:ワタベウェディング「沖縄の結婚式に招待するのはゲストに迷惑?コロナ禍・時期・旅費…安心して参列してもらうために注意すること」:https://www.watabe-wedding.co.jp/okinawa/wedding_meiwaku/

リゾート婚のメリットとデメリット

リゾート婚の基礎知識を知ったところで、ここからはリゾート婚のメリットとデメリットを紹介していきます。メリットとデメリットは以下の通りです。

【メリット】

  1. 美しい景色のなかで結婚ができる、写真映えもする
  2. 新婚旅行を兼ねることができる
  3. 気の置けない仲間だけで行うことができる

【デメリット】

  1. 感染状況によって予定の変更が余儀なくされることもある
  2. 悪天候に見舞われた場合にどうすべきか考えなければならない
  3. 打ち合わせがスムーズに進まないことも

それぞれ見ていきましょう。

メリット

まずはメリットから見ていきます。

1.美しい景色のなかで結婚ができる、写真映えもする

リゾート婚のもっとも大きなメリットは、やはり「美しい景色のなかで結婚式を挙げられること」にあります。大自然の緑や海に囲まれたなかで結ばれることができますし、太陽光や月明りなどを計算に入れた写真を撮ることもできます。結婚式は1回だけで終わるものですが、そのときに撮った写真はいつまでも残ります。美しい写真を撮り、思い出に残せるのはリゾート婚の大きな強みです。

2.新婚旅行を兼ねることができる

リゾート婚ができる場所は、「観光地」としての性質を持つところが非常に多いといえます。そのため、リゾート婚を行う日付にあわせて休みを取り、そのまま新婚旅行を楽しむこともできるのです。「結婚式と新婚旅行、どちらもきちんと行いたいけど休みが取れない…」という人も、リゾート婚+新婚旅行のかたちにしてしまえば、行きやすいでしょう。

3.気の置けない仲間だけで行うことができる

「近場の式場で挙げる場合は、仕事関係の人も呼ばなきゃ…」「あの人を呼んでこの人を呼ばない、となると、後々もめるかもしれない…」このような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。しかしリゾート婚ならば、もともと遠方で行うことが前提となるため「交通費をかけていただくのは申し訳ないので…」という理由で、「義理のみの関係」の人を招待しなくて済むようになるでしょう。

デメリット

ここからはデメリットについて解説していきます。

1.感染状況によって予定の変更が余儀なくされることもある

国外でのリゾート婚ほどではありませんが、新型コロナウイルス(COVID-19)が蔓延している今、国内のリゾート婚であっても感染状況によっては予定の変更を余儀なくされることもあります。結婚式自体を行うことができたとしても、招待客から「同居している家族がハイリスクグループに入っているため、県をまたいでの移動は控えたい」などのように言われる可能性もあります。

2.悪天候に見舞われた場合にどうすべきか考えなければならない

リゾート婚の写真を見ていると、「晴天の日に撮られた写真」が圧倒的に多いことが分かります。リゾート婚は基本的には「晴れの日に行うこと」が前提となっているものです。しかし、挙式当日に雨や風に見舞われる可能性は十分にあります。どれほど「台風が来る季節を外す」「雨に見舞われそうな日を外す」という工夫をしていたとしても、天候ばかりは完全に読み切ることはできないのです。ウェディング会社もそのあたりは把握していて、雨がひどそうなときにはほかの日に組み替えるなどの対応をしてくれることも多いといえます。また、保証制度などを設けているところも多く見られます。ただやはり当日の変更は対応が大変ですし、招待客のなかにも「日にちが変更になるのであれば参列は難しい」という人もいることでしょう。

3.打ち合わせがスムーズに進まないことも

結婚式を行う際は、複数回の打ち合わせが必要となります。実際にドレスを合わせたり、式場に足を運んだりしたいという人も多いことでしょう。しかし遠方で行うことが基本となるリゾート婚の場合は、この打ち合わせがなかなかスムーズに進まない可能性も高いといえます。海外での挙式ほどのリスクはありませんが、「会って話せばすぐに決定できることも、何度もメールや電話でやり取りをしなければならない」というような状況になることも珍しくありません。

国内でのリゾートウエディングの平均相場は150万円程度

最後に、リゾート婚の費用相場についてみていきましょう。リゾート婚の費用相場を求めることは非常に難しいのですが、おおむね150万円前後と考えられます。ただこれはあくまで「おおむね」の数字です。招待客の旅費はどちらが出すのか、人数はどれくらいなのかによって、費用は大きく変わってきます。そのため、事前の打ち合わせは必須です。なお、沖縄県の観光振興課が出したデータでは、「国内でのリゾート婚の平均挙式費用は45万円程度」としています。ただこれはあくまで「挙式費用」に限った話であり、交通費などを含むものではありません。そのため、これらを計算に入れるとすれば、もっと金額は高くなるといえるでしょう。リゾート婚に限った話ではありませんが、結婚式を挙げる際には、

予算はどれくらいか

招待客は何人にするか

・どんな演出をするか

衣装はどうするべきか

などをしっかりと考えて、話し合っていくことが重要です。

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